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キッズクラスを卒業してジュニアクラスに上がると、『急に振りが難しくなった』と感じる子は多いですよね。
保護者の方も、どう練習を手伝えばいいのか迷うところだと思います。
結論から言うと、ジュニアのジャズダンスで伸び悩む原因は、ターン・ジャンプ・表現の3つの課題が一度に増えることにあります。
この記事では、学年の目安ごとに増える課題と、家でできる練習メニューをお伝えします。
ジュニアクラスに上がると何が変わる?
ジュニアクラスでは、楽しく踊ることに加えて「正しく、きれいに見せる」ことを求められるようになります。
振りの量が増え、ターンやジャンプの技術、表情や目線などの表現も見られるようになります。
キッズクラスでは、リズムに乗って楽しく体を動かすことが中心でした。
ジュニアクラスになると、同じ振りでも「つま先まで伸びているか」「回ったあとピタッと止まれるか」まで意識するようになるんです。
キッズとジュニアの違い
| 項目 | キッズクラス | ジュニアクラス |
|---|---|---|
| 主な目的 | 音楽に合わせて楽しく踊る | 基礎を固めて表現を深める |
| 振りの長さ | 短めでくり返しが多い | 長く、変化が多い |
| 技術 | 簡単なターンやジャンプ | 回転数や高さ、着地のきれいさ |
| 先生の注意 | 元気さや笑顔が中心 | つま先、姿勢、目線など細かい点 |
| 練習の考え方 | レッスンで楽しむ | 家での復習も大事になる |
キッズのころの様子は、キッズジャズダンスの習い事|何歳から?教室選びのポイントでも紹介しています。
『前はできていたのに、怒られることが増えた』と子どもが落ち込むこともあります。
でもそれは、先生がより細かいところまで見てくれるようになったということなんです。
ジュニアの時期に伸び悩みやすい理由
小学校高学年から中学生にかけては、伸び悩みを感じやすい時期でもあります。
よくある理由は、次のようなものです。
- 振りが長くなり、覚えるだけで精一杯になる
- 先生の注意が細かくなり、何から直せばいいか分からなくなる
- 学校の行事や勉強で、練習の時間が減る
- 周りの子と自分を比べてしまう
どれも、ジャズダンスが下手になったわけではありません。
求められることが増えた分、今は「できない」と感じやすいだけなんです。
例えば先生に「肩が上がっているよ」と言われたら、その日は肩だけを意識して踊ってみてください。
注意を1つずつ片づけていくと、気づいた時には全体が変わっています。
学年の目安でみる「増える課題」の段階表
ジュニアのジャズダンスで増える課題は、ターン・ジャンプ・表現の3つです。
学年の目安ごとに「今どこを練習するか」を決めると、伸び悩みから抜けやすくなります。
全部を一度に上手くしようとすると、どれも中途半端になりがちですよね。
そこで、学年の目安と課題を表にしてみました。

| 学年の目安 | ターン | ジャンプ | 表現 |
|---|---|---|---|
| 小学校低学年 | 1回転でピタッと止まる | 両足でまっすぐ跳んで静かに着地 | 笑顔で最後まで踊る |
| 小学校中学年 | 軸足をまっすぐにして回る | 片足で跳ぶ、足を前に伸ばす | 目線の行き先を決める |
| 小学校高学年 | 回転数を増やす練習を始める | 空中で足の形を見せる | 曲の雰囲気に合わせて表情を変える |
| 中学生 | 連続のターンや方向を変えるターン | 高さとつま先のきれいさを両立 | 歌詞や感情を動きで伝える |
学年はあくまで目安で、始めた時期や通う回数によって前後します。
大事なのは、表の左から順に一段ずつ進めることです。
ターン・ジャンプ・表現の3つのうち、今月はどれに集中するかを1つ決めておくと、練習がぶれません。
先生に「今の私はどれを優先すればいいですか」と聞いてみるのもおすすめです。
もっと上達するための練習メニュー
家での練習は、長い時間やるより「短く、毎日」が効きます。
ターン・ジャンプ・表現をそれぞれ数分ずつ、鏡か動画で確かめながら練習しましょう。
『家で何を練習すればいいか分からない』という声は、本当によく聞きます。
レッスンで習ったことを思い出しながら、次のメニューを試してみてください。
ターンの練習
- 鏡の前に立ち、顔を正面に向ける
- かかとを上げて、つま先立ちで4カウント止まる
- 顔を残してから体を回し、最後に顔をすばやく正面に戻す
- 回り終わったら、両足でピタッと止まって4カウントキープする
- これを左右で4回ずつくり返す
回る前に、つま先立ちで止まれるかを確かめるのがポイントです。
止まれないうちに回転数だけ増やすと、着地がぐらつきやすくなります。

ジャンプの練習
ジャンプは、高さより「静かに着地できるか」から始めましょう。
床をけって真上に跳び、ひざをやわらかく使って音を立てずに降りる練習を、8回を目安にくり返します。
練習する場所が狭い時や、床がかたい時は無理をせず、レッスンで先生に見てもらう日に回しましょう。
表現の練習
表現は、才能というより練習で身につく部分が大きいんです。
例えば、同じ8カウントの振りを「うれしい顔」と「さみしい顔」で2回踊って、動画で見比べてみてください。
顔だけでなく、手先の伸ばし方や目線の高さまで変わるのが分かるはずです。
家での練習メニューをもっと知りたい方は、ジャズダンスの家での練習方法|一人でも上達するメニューもどうぞ。
1週間の練習の組み立て例
『毎日同じ練習だと飽きてしまう』という子もいますよね。
曜日ごとにテーマを変えると、短い時間でも続けやすくなります。
| 曜日 | テーマ | 練習の例 | 時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 月 | ストレッチ | 反動をつけずにゆっくり伸ばす | 10分 |
| 火 | ターン | つま先立ちで止まる、1回転で止まる | 10分 |
| 水 | 振りの復習 | レッスンの振りを8カウントずつ確認 | 15分 |
| 木 | ジャンプ | 静かに着地する練習 | 10分 |
| 金 | 表現 | 同じ振りを2つの表情で踊り比べる | 10分 |
| 土日 | レッスンと休み | レッスンで習ったことをメモする |
時間はあくまで目安で、学校の予定に合わせて入れ替えて大丈夫です。
上手な子の動画を見て、いきなり難しい技をまねすることです。
今の自分の段階を飛ばした練習は、変な癖がつく原因になりやすいので、表の一段上までにとどめておきましょう。
自分の癖は人に見てもらう
動画で確かめても、自分の癖にはなかなか気づけないものです。
例えば軸足が少し曲がっている、肩が上がっているといった点は、先生に見てもらって初めて分かることが多いです。
近くに通える教室が少ない、レッスンの回数を増やしにくいという場合は、オンラインのマンツーマンで先生に見てもらう方法もあります。
いつものレッスンに加えて、苦手なところだけ見てもらう使い方もできます。
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コンクールや上のクラスを目指すなら
上のクラスやコンクールを目指すなら、基礎の練習を増やすことが一番の近道です。
バレエの基礎を取り入れている子が多いのも、そのためです。
ジュニアになると、『もっと上手い子のクラスに入りたい』『コンクールに出てみたい』という目標を持つ子も増えますよね。
バレエの基礎を取り入れる
ジャズダンスは、バレエの姿勢やつま先の使い方、ターンを取り入れて発展してきた踊りです。
そのため、バレエのクラスを並行して受けているジュニアの子も少なくありません。
ジャズダンスに役立つバレエの基礎は、ジャズダンスとバレエの違い|ジャズダンスのためのバレエ基礎で紹介しています。
上のクラスに上がる目安
上のクラスに上がる基準は、教室によってさまざまです。
一般的には、次のような点を先生が見ていることが多いようです。
| 見られやすい点 | 具体的にはこんなこと |
|---|---|
| 基礎の安定 | ターンのあとに止まれる、姿勢がくずれない |
| 振りを覚える速さ | 新しい振りをレッスン中にある程度覚えられる |
| 表現 | 目線や表情まで意識して踊れる |
| レッスンへの姿勢 | 注意されたことを次の回で直そうとしている |
『いつ上がれるんだろう』と気になったら、先生に「次のクラスに行くには、何ができるようになればいいですか」と聞いてみてください。
具体的な目標が分かると、家での練習にも張りが出ます。
コンクールについて調べる
ジャズダンスのコンクールには、さまざまな団体が主催するものがあります。
例えば一般社団法人日本ジャズダンス芸術協会は、全国規模の「JDAダンスコンクール」を案内しています。
参加の条件や部門は団体ごとに違うので、公式の案内で確認してみてください。
協会の活動については、ジャズダンスの協会とは|コンクールや指導者認定の調べ方でまとめています。
- 今のクラスの先生に、目標を伝えて相談したか
- 練習に使える時間が週にどのくらいあるか
- 学校の行事や勉強と両立できそうか
- 本人が自分で「やりたい」と思っているか
保護者ができるサポート
ジュニアの時期は、子どもが自分で練習を進められるようになる時期でもあります。
保護者は、口を出しすぎず、練習しやすい環境を整える役に回るのがおすすめです。
- 家の中に、手を広げて回れるスペースを作っておく
- 練習を動画に撮りたい時に、スマホを貸してあげる
- 発表会やコンクールの日程を、家族の予定に先に入れておく
- できたことに気づいたら、具体的に言葉にして伝える
例えば「さっきのターン、最後に止まった時の手がきれいだったね」のように伝えると、子どもは何が良かったのかが分かります。
『もっと練習しなさい』より、こうした一言のほうがやる気につながりやすいんです。
よくある相談:「ジュニアの先生になれる?」「部活の次は?」
ジュニアの子や保護者からは、将来の進み方についての相談も多く見かけます。
どちらも「今の練習を続けながら、情報を集める」ことから始められます。
Q&Aサイトで読まれている相談を、要約してお答えします。
相談1「ジュニアジャズダンスの先生になるのに資格は要る?」
将来、子どもにジャズダンスを教える先生になりたいけれど、資格が必要なのか知りたい、という相談です。
ダンスの先生は、資格がないと名乗れない仕事というわけではない、とよく言われます。
ただ、協会が指導者の認定をしている例もあるので、目指す方向が決まったら調べておくと役立ちます。
『今のうちから何かできることは?』と思ったら、まずは基礎を丁寧に身につけることです。
相談2「中学のダンス部の次に、スクールで習いたい」
中学校のダンス部で3年間踊ってきて、高校からはきちんとスクールで習いたい、という相談です。
部活で踊ってきた経験は、そのまま強みになります。
スクールを選ぶときは、体験レッスンで「部活でこんなジャンルを踊ってきました」と伝えると、合うクラスを案内してもらいやすいですよ。
部活ではそろえて踊ることが多かった分、スクールでは一人ひとりの基礎を見てもらえるのが大きな違いです。
最初はジュニアや入門のクラスで基礎を確かめてから、上のクラスに進む方法もあります。
よくある質問
ジュニアクラスは何年生からですか?
教室によって違いますが、小学校高学年から中学生を対象にしているところが多い印象です。対象学年は教室に確認してみてください。
家で練習する時間はどのくらいが目安ですか?
毎日10〜15分ほどを目安に、短く続けるのがおすすめです。ターン・ジャンプ・表現を数分ずつ回すと飽きにくくなります。
ジュニアのジャズダンスでもバレエを習ったほうがいいですか?
習わなくても上達はできますが、姿勢やターンの基礎を固めたい子には役立ちます。先生に相談して決めてみてください。
ジュニアの子が部活と両立するにはどうしたらいいですか?
レッスンの曜日を固定し、部活の予定と重ならない時間帯のクラスを選ぶのがおすすめです。テスト前は家での練習を短くするなど、時期で調整しましょう。
柔軟が苦手でも上のクラスに行けますか?
行けます。柔軟は反動をつけずに、毎日少しずつ続けることが大切です。無理をせず、先生に相談しながら進めましょう。
まとめ
- ジュニアのジャズダンスでは、ターン・ジャンプ・表現の課題が一度に増える
- 学年の目安ごとに、今どの課題を練習するかを決める
- 家での練習は短く毎日、鏡や動画で確かめる
- 自分の癖は先生に見てもらうと気づきやすい
- 上のクラスやコンクールを目指すなら、基礎とバレエの要素を固める





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