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近くにジャズダンスの教室がない、仕事の時間が不規則で通えない。それでも踊ってみたい、という方は多いはずです。
結論から言うと、ジャズダンスはオンラインでも十分に習えます。ただし、オンラインには3つの形があり、どれを選ぶかで上達のしかたが大きく変わります。
この記事では、オンラインのジャズダンスの選び方と、自宅の準備、始め方までをお伝えします。
ジャズダンスがどんな踊りかを先に知りたい方は、ジャズダンスとは?特徴と始め方もどうぞ。
オンラインのジャズダンスは3つの形に分かれる
オンラインのジャズダンスは「録画動画を見る」「ライブのグループレッスン」「マンツーマン」の3つに分かれます。
先生に自分の動きを見てもらえるかどうかが、一番大きな違いです。
『オンラインって、動画を見ながら真似するだけでしょ?』と思っている方もいますよね。
実は、それは3つのうちの1つにすぎません。先生がリアルタイムで見てくれる形もあるんです。
| 形 | どんなものか | 先生に見てもらえるか | 時間の自由 |
|---|---|---|---|
| 録画動画を見る | YouTubeなどのレッスン動画や、配信される録画を見て真似する | 見てもらえない | いつでも見られる |
| ライブのグループ | 決まった時間に配信され、複数の生徒と一緒に受ける | 人数によっては少し声をかけてもらえる | 配信の時間に合わせる |
| マンツーマン | ビデオ通話で、先生と1対1でリアルタイムに習う | 毎回ずっと見てもらえる | 先生と相談して決めやすい |

録画動画を見る形
一番手軽なのが、録画のレッスン動画を見て練習する形です。
ストレッチやアイソレーションの順番を覚えたり、同じ振りを何度も繰り返したりするのに向いています。
一方で、自分の動きが合っているかは自分で判断するしかありません。
ライブのグループの形
決まった時間に先生が配信し、ほかの生徒と一緒に受ける形です。
時間が決まっているぶん、「この時間は踊る」と習慣にしやすいのが良いところ。
ただ、人数が多いと、先生が一人ひとりの画面をじっくり見るのは難しくなります。
マンツーマンの形
先生と1対1でビデオ通話をつなぎ、その場で動きを直してもらう形です。
「右肩が少し上がっていますよ」「今のカウント、半拍早いです」のように、自分だけに向けた声かけをもらえます。
人目を気にせずに始めたい方や、基礎をきちんと身につけたい方に合いやすい形です。
3つの形は組み合わせて使える
どれか1つに決めなくても大丈夫です。
例えば、マンツーマンで基礎を見てもらい、レッスンのない日は録画動画で復習する、という使い方もできます。
| 組み合わせ | 使い方の例 |
|---|---|
| マンツーマン+録画動画 | 先生に直してもらった点を、動画で繰り返し復習する |
| ライブのグループ+録画動画 | 決まった時間に受けて、見逃した回は録画で補う |
| ライブのグループ+時々マンツーマン | 普段はグループで楽しみ、癖が気になったら個人で直す |
『全部やるのは大変そう』と思うかもしれませんが、最初は1つから始めて、慣れたら足していけば十分です。
3つの形はどう違う?あなたに合うのはどれ?
「気軽に体を動かしたい」なら録画動画、「決まった時間に習慣にしたい」ならライブのグループ、「自分の癖を直して上達したい」ならマンツーマンが合いやすいです。
どの形が良い悪いではなく、目的によって向き不向きがあります。
| あなたの目的 | 合いやすい形 | 理由 |
|---|---|---|
| まずは家でちょっと踊ってみたい | 録画動画 | 好きな時間に、何度でも見られる |
| 運動の習慣を作りたい | ライブのグループ | 決まった時間があるので続けやすい |
| 基礎から正しく覚えたい | マンツーマン | 最初の癖を早めに直してもらえる |
| 人前で踊るのがまだ恥ずかしい | マンツーマン | 先生以外に見られない |
| 発表会や舞台に向けて仕上げたい | マンツーマン | 振りの細かいところまで見てもらえる |
| 近くに教室がない | ライブのグループ、マンツーマン | 住んでいる場所に左右されない |
年代や立場で見ると
40代・50代から始める方は、自分の体と相談しながら進められるマンツーマンが合いやすいです。
クラス選びの考え方は、40代・50代からジャズダンスを始めるにはでも詳しく書いています。
男性の場合も、女性の多いクラスに入りにくいと感じるなら、オンラインのマンツーマンは始めやすい形です。
男性のジャズダンスの始め方もあわせて読んでみてください。
子どもに習わせたい場合は、画面の前で集中できるかがポイントになります。
最初は短い時間から始めて、親が近くで見守れると安心ですね。キッズの教室選びはキッズジャズダンスの教室選びで紹介しています。
- 移動がいらず、自宅で受けられる
- 住んでいる場所に関係なく先生を選べる
- 人目を気にせずに練習できる
- 部屋の広さや床、音に気を配る必要がある
- 画面越しなので、細かい足の向きが伝わりにくいことがある
- みんなで踊る一体感は通学より少ない
通学と比べてどうかをもっと詳しく知りたい方は、通学とオンラインの習い方の比べ方が参考になります。
オンラインで習いやすいジャズダンスの種類
ジャズダンスにはいくつか種類があり、オンラインとの相性も少しずつ違います。
| 種類 | どんな踊りか | オンラインでの習いやすさ |
|---|---|---|
| シアタージャズ | ミュージカルのように大きく見せる | 腕や表情の練習はしやすい。大きな移動は部屋の広さ次第 |
| リリカルジャズ | 歌詞や気持ちを表現する | その場での表現の練習がしやすい |
| ファンクジャズ・ジャズヒップホップ | ストリートのノリを混ぜる | リズムどりの練習がしやすい |
| ガールズジャズ・ヒールジャズ | ヒールを履いて女性らしく見せる | 床を傷つけない工夫が要る |
スタジオや先生によって呼び方や内容は違うので、相談の時に「どんな雰囲気の踊りか」を伝えるのが確実です。
種類の違いはジャズダンスの種類で詳しく紹介しています。
自宅で始める前の部屋と機材の準備リスト
オンラインのジャズダンスで一番大事な準備は、「全身が画面に映る場所」と「すべりにくく安全な床」です。
高い機材はいりません。スマホ1台と、少しの空きスペースがあれば始められます。
『家が狭いから無理かも』と心配な方もいますよね。
実は、ジャズダンスの基礎練習は、両手を広げてその場で回れるくらいのスペースがあれば始められることが多いんです。
- 両手を広げてその場で回っても、家具にぶつからない
- 床がすべりにくく、つまずく物が置いていない
- スマホやパソコンを、腰くらいの高さに立てて置ける
- 少し離れて立つと、頭からつま先まで画面に映る
- Wi-Fiなど、通話が途切れにくい通信環境がある
- 先生の声が聞き取れるよう、イヤホンかスピーカーを用意する

準備するものと選び方
| 準備するもの | なくても始められる? | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| スマホかパソコン | なくては始められない | 画面が大きいほど先生の動きが見やすい |
| スマホスタンド | 本などで代用できる | 横向きに立てられるものが便利 |
| イヤホンやスピーカー | スマホのスピーカーでも可 | 音楽と先生の声が両方聞こえるもの |
| 姿見の鏡 | なくても可 | 自分の全身を見ながら踊れる |
| 床に敷くマット | 床によっては必要 | すべりにくく、足音をやわらげるもの |
| 動きやすい服 | 手持ちの服で可 | 体の線が見えやすいと直してもらいやすい |
カメラの置き方のコツ
スマホは腰くらいの高さに、横向きで立てるのがおすすめです。
カメラから2〜3歩くらい離れると、頭から足先まで映りやすくなります。
最初のレッスンの前に、一度自分で録画して、全身が映っているか見ておきましょう。
音と床のこと
集合住宅の場合は、ジャンプや足を強く踏む動きの音が気になりますよね。
そんな時は、先生に「ジャンプは控えめにしたい」と最初に伝えておくと、内容を調整してもらいやすいです。
足元は靴下か裸足、室内用のシューズなど、先生の指示に合わせてください。すべりやすい床では、靴下だけだと足を取られることもあります。
カメラを近くに置きすぎて、上半身しか映らないまま受けてしまうケースがあります。
ジャズダンスは足の向きや重心も大事なので、足元まで映る位置に調整してから始めましょう。
服装と髪のこと
服は、Tシャツにジャズパンツやスウェットなど、動きやすいもので大丈夫です。
画面越しだと体の線が見えにくいので、だぼっとしすぎない服のほうが先生に直してもらいやすいですよ。
髪が長い方は、顔にかからないようにポニーテールやお団子にまとめておきましょう。ターンの時に髪で前が見えなくなるのを防げます。
レッスン当日の直前チェック
当日あわてないように、始まる10分前くらいに次の順で確かめてみてください。
- 床に置いた物を片づけ、マットを敷く
- スマホを充電し、通知を切っておく
- カメラの前に立ち、頭からつま先まで映るか確かめる
- 音楽を少し流して、音量と通話の声のバランスを見る
- 水分を手の届く場所に置いておく
オンラインでジャズダンスを始める手順
マンツーマンのオンラインレッスンは、申し込み、相談、体験、の順で始めるのが一般的です。
体験の時に、画面越しの見え方と先生との相性を確かめておきましょう。
初めてだと、何から始めたらいいか分からないですよね。
一般的な流れを手順にしてみました。
- 気になるサービスの公式サイトで、相談や体験の申し込みをする
- 電話やオンラインのカウンセリングで、レベルや踊りたいスタイルを伝える
- 先生を紹介してもらい、体験レッスンの日を決める
- 前日までに、部屋と機材の準備リストを確かめる
- 体験を受けて、続けたいかどうかを決める
相談の時に伝えておきたいこと
カウンセリングでは、次のようなことを伝えておくと、合う先生を紹介してもらいやすくなります。
- ダンスの経験(全くの初めて、学生時代に少しなど)
- 踊ってみたい雰囲気(ミュージカルのような明るい踊り、しなやかな踊りなど)
- 受けたい曜日や時間帯
- 部屋の広さや、音が気になるかどうか
例えば「ダンスは初めてです。明るいポップスで踊るジャズダンスをやってみたいです」くらいで十分ですよ。
1回のレッスンの流れの例
先生によって違いますが、一般的にはスタジオのレッスンと同じような順番で進みます。
| 流れ | やること |
|---|---|
| はじめ | あいさつと、画面の映り方の確認 |
| ストレッチ | 反動をつけずに、ゆっくり体をほぐす |
| 基礎 | 首や肩、胸を別々に動かすアイソレーション |
| ステップ・ターン | その場でできるステップや、回る練習 |
| 振り付け | 8カウントずつ区切って、音楽に合わせて踊る |
| おわり | 今日の課題と、次回までの練習を確認 |
体験で確かめたいこと
体験レッスンでは、踊れたかどうかより「この先生と続けられそうか」を見てみてください。
- 先生の声と音楽が、両方ちゃんと聞き取れたか
- 画面越しでも、自分の動きを具体的に直してもらえたか
- 分からない時に、質問しやすい雰囲気だったか
- 次のレッスンまでの練習を教えてもらえたか
例えば、体験の最後にこんなふうに聞いてみるのもおすすめです。
「次までに、家で何を練習しておけばいいですか?」
「首のアイソレーションを毎日少しずつやってみてください。来週はそこから見ますね」
こうした答えをもらえると、レッスンの間の練習もぐっと進めやすくなります。
先生に見てもらうと何が変わる?
動画だけで練習していると、自分では気づけない癖がそのまま残りがちです。
例えば、ターンのたびに肩が上がる、カウントより少し早く動いてしまう、といった癖は、人に言われて初めて気づくことが多いんです。
家の近くに通える教室がない・人前で踊るのがまだ恥ずかしいなら、オンラインのマンツーマンで先生に見てもらう方法を試してみてください。
練習の動画を送ると先生が線や声を入れて直してくれる添削があるサービスもあり、レッスンのない日も練習の確認ができます。
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オンラインで上達するための練習のコツ
オンラインで上達する人は、レッスンの時間だけでなく「録画して見返す」「次のレッスンまでに1つだけ練習する」を続けています。
『オンラインだと、通学より上達が遅いのでは?』と思う方もいますよね。
実は、オンラインには「自分の踊りを録画しやすい」という良さがあります。これを使わない手はありません。
録画して見返す
レッスン中や練習中に、スマホで自分の踊りを録画してみてください。
見返す時は、全体をなんとなく見るより、「今日は手先だけ」「今日は足の向きだけ」と見る場所を1つに決めると気づきが増えます。
次のレッスンまでの練習は1つだけ
先生から言われた課題を、次のレッスンまでに1つだけ練習するのがおすすめです。
- 毎日、首だけ左右に4回ずつ動かすアイソレーションを2セット
- 習った8カウントの振りを、音楽なしで3回ゆっくり踊る
- 音楽に合わせて、同じ振りを3回通して踊る
- 最後の1回を録画して、言われた課題が直っているか見る
家での練習メニューは、ジャズダンスの家での練習方法でも詳しく紹介しています。
1週間の練習の組み立て例
週1回レッスンを受ける場合の、1週間の練習の組み立て方の一例です。
| 曜日の例 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| レッスンの日 | マンツーマンやライブのレッスンを受ける | レッスンの時間 |
| 翌日 | 言われた課題をメモし、録画を見返す | 10分ほど |
| 2〜4日目 | ストレッチとアイソレーション、課題の練習 | 1日10〜15分ほど |
| 5〜6日目 | 振りを音楽に合わせて通し、最後に録画 | 1日15分ほど |
| レッスンの前日 | 休むか、軽くストレッチだけにする | 5分ほど |
毎日長く練習しなくても、短い時間を続けるほうが体は覚えやすいんです。
鏡と画面を使い分ける
姿見の鏡があれば、鏡で全身を見ながら踊り、画面では先生の動きを見る、と使い分けられます。
鏡がない時は、録画を見返すことで代わりになります。
ストレッチは、無理をせず、反動をつけないで行いましょう。
体のことで気になる点がある時は、先生に相談してから進めてみてください。
オンラインのジャズダンスでよくある相談
オンラインの相談で多いのは「未経験でもできるか」「デメリットはないか」「近くにスクールがない時はどうするか」の3つです。
どれも、形の選び方と準備で解決できることが多いです。
Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、要約してお答えします。
未経験からでもオンラインで習える?
バレエやジャズダンスを、未経験からオンラインで習えるか不安、という相談があります。
結論から言うと、未経験でも始められます。特にマンツーマンなら、初めての人に合わせて基礎から進めてもらえます。
ただ、録画動画だけだと、正しい形かどうかを自分で判断するのは難しいです。
最初の数回だけでも先生に見てもらい、基本の姿勢を確かめておくと安心ですよ。
未経験から始める時の、最初の1か月の目標の立て方の例です。
| 時期の目安 | 目標の例 |
|---|---|
| 1週目 | 画面の映り方に慣れ、ストレッチの順番を覚える |
| 2週目 | 首と肩のアイソレーションを、カウントに合わせて動かす |
| 3週目 | その場でできるステップを1つ覚える |
| 4週目 | 8カウントの短い振りを、音楽に合わせて踊る |
焦らなくて大丈夫です。1か月で「8カウントを1つ踊れた」なら、十分すぎるスタートですよ。
オンラインでダンスを学ぶデメリットはある?
オンラインレッスンのデメリットを知りたい、という相談も多いです。
よく挙がるのは、次のようなことです。
| よく言われるデメリット | こうすると気になりにくい |
|---|---|
| 足元や細かい動きが伝わりにくい | カメラを離して全身を映す。足元の確認を先生に頼む |
| 部屋が狭い | その場でできるステップやアイソレーション中心にしてもらう |
| 音が気になる | マットを敷き、ジャンプは控えめにしたいと伝える |
| 仲間がいなくて寂しい | 慣れてきたら、体験やイベントでグループにも参加してみる |
デメリットはあっても、準備や伝え方でかなり小さくできます。
近くにスクールがない。オンラインで踊りを習える?
ミュージカルのような踊りをやってみたいけれど、近くに通える教室がない、という相談もあります。
ジャズダンスは、ミュージカルの舞台などを通して広まった踊りなので、ミュージカルのような表現を学ぶ入口にもなります。
オンラインのマンツーマンなら、「明るく大きく見せる踊りをやりたい」と伝えて、それに合う先生を紹介してもらう方法があります。
ネット上の回答は、その人の経験にもとづくものです。
自分の部屋や目的に合うかどうかは、体験で確かめるのが確実です。
よくある質問
オンラインのジャズダンスに必要なものは何ですか?
スマホかパソコン、全身が映るくらいのスペース、通話が途切れにくい通信環境があれば始められます。スマホスタンドやイヤホン、すべりにくいマットがあると、さらに受けやすくなります。
部屋が狭くても習えますか?
両手を広げてその場で回れるくらいのスペースがあれば、基礎練習は始められることが多いです。部屋の広さは最初に先生に伝えて、内容を調整してもらいましょう。
録画動画だけで上達できますか?
ストレッチやアイソレーションの順番を覚えるには便利です。ただ、自分の癖は人に見てもらわないと気づきにくいので、時々は先生に見てもらう機会を作るのがおすすめです。
オンラインでもジャズダンスの振り付けを1曲踊れるようになりますか?
8カウントずつ区切って覚えていけば、オンラインでも振り付けを少しずつつなげていけます。最初は短い振りを1つ仕上げることを目標にし、慣れてきたら長さを伸ばしてみてください。
オンラインのレッスンは子どもでも受けられますか?
子ども向けに対応しているレッスンもあります。画面の前で集中できる時間は子どもによって違うので、最初は親が近くで見守りながら受けると安心です。
まとめ
- オンラインのジャズダンスは、録画動画・ライブのグループ・マンツーマンの3つの形に分かれる
- 一番の違いは、先生に自分の動きを見てもらえるかどうか
- 準備は「全身が映る場所」と「すべりにくく安全な床」が基本
- 始める時は、申し込み、相談、体験の順で、画面の見え方と先生との相性を確かめる
- 録画して見返す、次のレッスンまでに1つだけ練習する、を続けると上達しやすい





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