40代・50代からジャズダンスを始めるには|初心者のクラス選び

40代・50代からジャズダンスを始める大人のレッスン風景

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子育てや仕事が少し落ち着いて、『昔からやってみたかったジャズダンスを始めたい』と考えている方も多いはずです。

ただ、50代のジャズダンス初心者として教室に入って、若い人ばかりだったらどうしようと迷いますよね。

結論から言うと、40代・50代から始める人がつまずくのは年齢そのものより「クラス選び」です。

この記事では、無理なく続くクラスを見分ける3つの条件と、体験の日に聞いておきたい質問をお伝えします。

目次

40代・50代からジャズダンスは始められる?

先に結論

40歳からでも50代からでも、ジャズダンスは始められます。
大事なのは「上手に踊れるか」より「通い続けられるクラスか」を先に確かめることです。

ジャズダンスは、音楽に合わせて体の各部分を動かし、ターンやステップを組み合わせて表現する踊りです。

ポップスやミュージカル曲など、聴き慣れた音楽で踊ることが多いのも特徴なんです。

『この年で初めてなんて、浮いてしまうかも』と不安になるのは自然なことです。

実は、大人向けのクラスには、学生時代以来の運動という人や、まったくの未経験という人も少なくありません。

40代・50代で始める人に多いきっかけ

始める理由は人それぞれですが、よく聞くのはこんな声です。

  • 子どもの習い事を見ていて、自分も踊ってみたくなった
  • 若いころ少しだけ習っていて、もう一度やりたくなった
  • 好きな音楽に合わせて体を動かす時間がほしい
  • 仕事帰りや休日に、家と職場以外の居場所がほしい

どれも立派な理由です。

「うまくなりたい」より「楽しく続けたい」が先に来ている人ほど、長く通えている印象があります。

40代のジャズダンスと50代のジャズダンス、違いはある?

踊りの中身そのものは、40代でも50代でも変わりません。

違いが出やすいのは、通える時間帯と、一回のレッスンで動ける量の感覚です。

項目40代で始める場合に多いこと50代で始める場合に多いこと
通える時間平日夜か土日に限られやすい平日昼のクラスも選べる人が増える
気になること仕事や子どもの行事との両立ついていけるか、周りの年齢層
向くクラス夜の入門クラス・振替ができるところ昼の大人向け入門・ゆっくり進むクラス
最初の目標月に何回通えるかを決める一曲を最後まで踊り切る

あくまで傾向なので、自分に近いほうを参考にしてみてください。

続くかどうかは「3つの条件」で決まる

先に結論

ジャズダンス初心者の40代・50代が続けられるかどうかは、①時間帯 ②クラスの雰囲気 ③レッスンの進み方、の3つでほぼ決まります。
体験に行く前に、この3つを自分用にメモしておくと迷いません。

「どの教室がいいか」から考えると、情報が多すぎて決められないですよね。

そこで先に、自分にとっての「続く条件」をはっきりさせておくのがおすすめです。

無理なく続くクラスを選ぶ3つの条件を示した図解

条件1 時間帯:生活のリズムに組み込めるか

一番多い「やめた理由」は、実は踊りの難しさではなく、時間が合わなくなることです。

仕事の残業、家族の予定、親のことなど、40代・50代は予定が動きやすい時期でもあります。

  • 平日の昼に通えるなら、大人向けのゆったりしたクラスが選びやすい
  • 平日夜しか通えないなら、開始時間に間に合うかを地図で確かめる
  • 予定が読めないなら、振替やチケット制があるかを確認する

『週1回なら行けるはず』と思っても、実際は月2回がやっとということも。

最初は「月に何回なら無理なく行けるか」を少なめに見積もっておくと安心です。

条件2 クラスの雰囲気:質問しやすい空気があるか

同じ入門クラスでも、雰囲気はかなり違います。

和やかに声をかけ合うクラスもあれば、黙々と振りを覚えるクラスもあります。

雰囲気を見るときのチェック
  • 先生が初めての人の名前を呼んで声をかけているか
  • 振りが分からない人に、もう一度見せてくれるか
  • レッスン前後に生徒同士があいさつしているか
  • 鏡の前の立ち位置が固定されすぎていないか

どれが正解ということはありません。

「ここなら分からないと言えそう」と感じられるかどうかを大切にしてみてください。

条件3 レッスンの進み方:新しい振りがどのくらいで変わるか

レッスンの流れは、ストレッチ、基礎、ステップやターンの練習、振り付けという順番が一般的です。

初心者にとって差が出るのは、最後の振り付けの進み方なんです。

進み方のタイプ特徴40代・50代の初心者に向く人
同じ振りを数週間続ける少しずつ覚えられる覚えるのに時間をかけたい人
毎回新しい振りになるいろいろな踊りに触れられる休みがちでも途中から入りやすい
基礎が長めで振りは短い体の使い方が身につく基礎から丁寧にやりたい人
発表会に向けて振りを作る目標ができる舞台に立ってみたい人

体験の日に「この振りは何週くらい続けますか」と聞くと、進み方がすぐ分かります。

3つの条件を自分に当てはめてみる

条件が分かっても、自分の場合はどう考えればいいのか迷いますよね。

よくある生活のパターンごとに、優先したい条件を並べてみました。

生活のパターン一番に見る条件選び方の例
仕事帰りに週1回通いたい時間帯職場から乗り換えなしで行ける夜の入門クラス
平日の昼が空いている雰囲気同世代が多い昼の大人クラス
家族の予定で休みがち進み方毎回振りが変わり、途中から入りやすいクラス
じっくり基礎からやりたい進み方基礎の時間が長めのクラス
人前で踊るのが恥ずかしい雰囲気少人数かマンツーマンのレッスン

例えば仕事帰りに通うなら、開始時間に間に合っても着替えに時間がかかることがあります。

「着替えて5分前に鏡の前に立てるか」まで想像しておくと、通い始めてからの焦りが減ります。

平日の昼に通う場合は、クラスの人数が少なめなことも多いです。

先生との距離が近くなるので、質問しやすい雰囲気かどうかが特に大事になります。

補足

3つの条件すべてが完璧にそろうクラスは、なかなかありません。
一番大事な条件をひとつ決めて、残りは「許せる範囲か」で見ると決めやすくなります。

見学・体験で確かめたい質問リスト

『初日から質問ばかりしたら迷惑かな』と思う方もいるかもしれません。

でも、通う前に疑問をなくしておくほうが、教室にとってもありがたいはずです。

そのまま使える質問の例

例えば、受付や先生にはこんなふうに聞いてみてください。

「まったくの初めてなんですが、このクラスで大丈夫ですか」

「40代や50代で始めた方は、どのクラスから入ることが多いですか」

答えの中身だけでなく、どう答えてくれたかも大事な判断材料です。

体験の日の流れと確かめること
  1. 受付で、初心者向けのクラスがどれかを聞く
  2. ストレッチの時間に、無理に合わせなくていいかを確かめる
  3. 基礎の時間に、先生が一人ひとりを見て回っているかを見る
  4. 振り付けで、分からないところをもう一度見せてもらえるか試す
  5. 終わったあと、続けるなら月に何回通うのがよいか相談する

3つの条件ごとの質問表

条件聞いておきたいこと答えで分かること
時間帯振替はできますか。休んだ月はどうなりますか予定が動いても続けられるか
雰囲気初心者の方はどのくらいいますか自分が浮かないか
雰囲気年齢層はどんな感じですか同世代がいるか
進み方振りは何週くらい同じですか覚えるペースが合うか
進み方ついていけない時はどうしたらいいですか先生のフォローの仕方

教室選びのほかの観点は、ジャズダンススタジオの選び方|見学・体験で確かめることでも詳しくまとめています。

40代・50代の初心者がやりがちな失敗

よくある失敗

「せっかく始めるなら」と、最初から週に何回も予定を入れてしまうことです。
最初の1〜2か月は少なめに通って、生活に馴染んでから回数を増やすほうが長続きしやすいです。

始めたばかりの頃は、楽しくてつい頑張りすぎてしまうんですよね。

ほかにも、つまずきやすいポイントがいくつかあります。

周りと比べて落ち込んでしまう

同じクラスに経験者がいると、『自分だけできていない』と感じることもあります。

でも、比べる相手は先週の自分で十分です。

例えば「先週は8カウントの最初しか合わなかったけど、今週は半分まで合った」と数えてみると、進んでいるのが分かります。

ストレッチで周りに合わせようとする

ジャズダンスのレッスンは、ストレッチから始まることが多いです。

ここで周りと同じ角度まで曲げようとしなくて大丈夫です。

反動をつけずに、自分が気持ちよく伸ばせるところで止めておきましょう。

気になることがあれば、先生に相談しながら進めてみてください。

柔らかさについての考え方は、ジャズダンスの柔軟ストレッチ|体が硬い人の進め方でも紹介しています。

先生のカウントが速くて分からない

ジャズダンスのレッスンでは、先生が「ファイブ、シックス、セブン、エイト」と英語でカウントすることがよくあります。

初めて聞くと、どこから動き出せばいいのか戸惑いますよね。

実は、この掛け声は「次の8カウントから踊り始めますよ」という合図なんです。

慣れるまでは、こんなふうに心の中で置き換えてみてください。

  • 「ファイブ、シックス」は準備の合図。足の位置を確かめる
  • 「セブン、エイト」で息を吸う
  • 次の「ワン」で動き出す

それでも分からない時は、遠慮せず「もう一度ゆっくりお願いします」と伝えて大丈夫です。

入門クラスの先生は、その質問に慣れています。

振りを全部覚えようとする

最初から一曲分を完璧に覚えるのは、経験者でも大変です。

初めのうちは、足の動きだけ、または手の動きだけを追いかければ十分です。

通い始めの時期目標の目安できたら次にやること
最初の1か月レッスンの流れに慣れる基礎の名前を覚える
2〜3か月振りの足だけ追える手の動きを足す
半年前後8カウントを4つ通して踊れる表情や目線を意識する

時期は目安なので、ゆっくりでも問題ありません。

よくある相談:「40代からでも初心者で習えますか」

先に結論

よく寄せられるのは「この年齢からでも大丈夫か」という相談です。
答えは、クラスを選べば大丈夫。不安はそのまま先生に伝えて大丈夫です。

Q&Aサイトでも、40代・50代でダンスを始めたい人の相談はたくさん見かけます。

ここでは、よく読まれている相談を要約して、この記事なりの答えをお伝えします。

相談1「40代でまったくの未経験。習えるジャズ教室はありますか」

40代でダンスをしたことがなく、受け入れてくれるジャズダンス教室があるのか知りたい、という相談です。

答えは「あります」。大人向けの入門クラスや、ゆっくり進むクラスを設けている教室は珍しくありません。

探すときは、クラス名に「入門」「超初心者」「大人の」と付いているものから当たってみてください。

相談2「40代からK-POPダンスを習った人はいますか」

K-POPのダンスに惹かれているけれど、40代の初心者でもついていけるか、という相談です。

K-POPの振り付けは、ジャズダンスの基礎とつながる動きも多いんです。

ジャズダンスで体の使い方を覚えておくと、好きな曲の振りも覚えやすくなります。

明るい曲で踊るジャンルについては、テーマパークジャズダンスとK-POPジャズも参考になります。

相談3「30代後半、いまさら始めても遅くないですか」

40代を目前にして、今から始めるのは遅いのではないか、という相談です。

『いまさら』と感じる気持ちはよく分かります。

ただ、趣味としてのダンスに締め切りはありません。始めたい今が、ちょうどいいタイミングです。

補足

年齢の不安は、体験の申込みのときに「何歳くらいの方が多いですか」と聞くと、だいぶ軽くなります。
同世代がいると分かるだけで、初日の緊張が違います。

近くに合う教室がない時はどうする?

先に結論

近くに大人向けのクラスがない、時間が合わない場合は、通い方そのものを広げて考えてみてください。
オンラインやマンツーマンなら、自分のペースで先生に見てもらえます。

地方に住んでいると、そもそもジャズダンスのクラスが近くにないこともありますよね。

都市部でも、夜遅くの入門クラスがなかったり、昼のクラスがすぐ満員だったりします。

状況考えられる通い方
平日昼に時間がある昼の大人向けクラスに通う
予定が読めないチケット制や振替がある教室を選ぶ
近くに教室がないオンラインで習う
人前で踊るのがまだ恥ずかしいマンツーマンで基礎から見てもらう
自宅でも練習したい動画で復習しながら通う
通い方を状況別に選ぶための図解

オンラインやマンツーマンという選択肢

グループレッスンは楽しい反面、最初は先生に一人ひとりを見てもらう時間が短くなりがちです。

『みんなの前で間違えるのが恥ずかしい』という気持ちが強いなら、最初だけマンツーマンで基礎を見てもらうのもひとつの方法です。

自宅からのオンラインレッスンについては、オンラインでジャズダンスを習う|自宅レッスンの始め方で始め方をまとめています。

家の近くに通える教室がない、人前で踊るのがまだ恥ずかしいという方は、オンラインのマンツーマンで先生に見てもらう方法もあります。

自分のペースで始められるので、40代・50代のジャズダンスの入り口として試してみてください。

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家でできる準備も少しずつ

教室に通う前でも、家でできることはあります。

始める前に家でできること
  • 好きな曲を流して、8カウントを声に出して数えてみる
  • 鏡の前で、首だけを左右に4回ずつ動かしてみる
  • 動きやすい服と室内用の靴下を用意しておく
  • 通えそうな曜日と時間をカレンダーに書き出す

どれも数分でできることばかりです。

体験前の1週間でやっておきたい準備

体験に申し込んだら、当日までの1週間で少しだけ体を慣らしておくと安心です。

日にちやること時間の目安
1日目好きな曲で8カウントを数える5分
2日目首と肩を左右に4回ずつ動かす5分
3日目胸を前後に動かしてみる5分
4日目その場で足踏みしながら手を振る5分
5日目持ち物と服をそろえる10分
6日目教室までの道のりを確かめる10分
7日目ゆっくり休んで当日を迎える

動きはどれも、ジャズダンスの基礎でよく出てくるものです。

うまくできなくても、名前と感覚を知っているだけで当日の説明が頭に入りやすくなります。

「やってみたら楽しかった」という感覚が、体験に申し込む後押しになります。

60代以降も続けたい人が今からできること

先に結論

長く続けたいなら、上達のスピードより「習慣にすること」を優先しましょう。
曜日を固定し、できたことを小さく記録しておくのが続けるコツです。

始めるとき、すでに「何年も続けたい」と考えている方もいますよね。

その気持ちは、とても大事な原動力になります。

続けるための小さな工夫

  • レッスンの曜日を固定して、ほかの予定を入れない日にする
  • 終わったあと、覚えた振りを一言メモしておく
  • 月に一度、鏡の前で最初の頃と同じ動きをやって比べる
  • 発表会があるなら、見に行くだけでも参加してみる

『上手くなってから発表会に出よう』と思っていると、なかなかその日は来ないものです。

見に行くだけでも、次の目標が具体的になります。

60歳以降の楽しみ方については、60歳からのジャズダンス|シニアが楽しむためのクラス選びもあわせてどうぞ。

大人から始める習い方全体は、大人から始めるジャズダンス|未経験でも続けやすい習い方でも紹介しています。

40代・50代から始めて続けるまでの流れを示した図解
続きやすい始め方
  • 月の回数を少なめに決めて始める
  • 質問しやすいクラスを選ぶ
  • できたことを小さく記録する
続きにくい始め方
  • 最初から予定を詰め込む
  • 雰囲気を確かめずに入会する
  • 周りの経験者と比べてしまう

ジャズダンスの全体像を知りたい方は、ジャズダンスとは?特徴・種類・始め方から読んでみてください。

よくある質問

50代のジャズダンス初心者でも、振りを覚えられますか?

覚えられます。最初は足だけ、手だけと分けて覚えると負担が少なくなります。同じ振りを数週間続けるクラスを選ぶと、さらに安心です。

40歳から始めて、発表会に出られますか?

出られる教室は多いです。初心者向けの発表会を用意しているところもあるので、体験の日に聞いてみてください。

体が硬くても大丈夫ですか?

大丈夫です。ストレッチは周りに合わせず、反動をつけずに自分のペースで進めましょう。気になることは先生に相談してみてください。

どのくらいの頻度で通うのがいいですか?

最初は月に2〜4回が目安です。生活に馴染んできたら、回数を増やすか考えてみてください。

服装は何を着ればいいですか?

Tシャツと動きやすいパンツで十分です。足元は教室ごとに決まりが違うので、靴下か室内用シューズかを事前に確認しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 40代・50代からでもジャズダンスは始められる
  • 続くかどうかは、時間帯・クラスの雰囲気・レッスンの進み方の3つで決まる
  • 見学や体験では、質問への答え方で自分に合うかを判断する
  • 最初は回数を少なめにして、生活に馴染ませる
  • 近くに教室がない時は、オンラインやマンツーマンも選択肢になる
ジャズダンスドットコム

ジャズダンスドットコム 編集部

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