ヒールで踊るジャズダンス|ヒールジャズの始め方と靴の選び方

ヒールで踊るジャズダンスの始め方を解説する記事のアイキャッチ。スタジオの床でダンス用ヒールを履いた足元

当サイトの記事は編集部がダンススクールや協会の公式サイトなどの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にダンスレッスンへの案内(広告)を含みます。

ヒールを履いて踊る動画を見て、『あんなふうに踊ってみたい。でもヒールで踊るなんて難しそう』と感じた方も多いはずです。

結論から言うと、ジャズダンスのヒールは、低くて太いヒールから段階的に慣らしていけば初心者でも始められます。この記事では、最初の1足の選び方と、慣らす順番を紹介します。

目次

ヒールで踊るジャズダンスとは?

先に結論

ヒールジャズは、ヒールを履いて女性らしさやしなやかさを見せるジャズダンスです。ガールズジャズと呼ばれることもあり、教室によって呼び方や内容は違います。

ジャズダンスにはいろいろな種類があり、その一つとしてヒールを履いて踊るクラスがあります。腰や肩の動き、歩き方、目線を使って、色っぽさやかっこよさを表現するのが特徴なんです。

ヒールを履くと、つま先立ちに近い姿勢になります。そのぶん脚が長く見え、歩くだけでも絵になるのが魅力です。

ヒールで踊るジャズダンスが向いている人

こんな人に合いやすいです
  • 女性らしい、しなやかな踊りに憧れている
  • ターンやジャンプより、歩き方やポーズで見せたい
  • 少し大人っぽい曲で踊ってみたい
  • 普段のジャズダンスに、新しい表現を足したい

2つ以上当てはまるなら、一度体験してみる価値は十分あります。ダンス未経験でも、初心者向けのクラスなら立ち方から教えてもらえます。

普通のジャズダンスと何が違う?

比べるところ一般的なジャズダンスヒールで踊るジャズダンス
足元靴下、ジャズシューズ、裸足などダンス用のヒール
よく出る動きターン、ジャンプ、キックウォーク、ポーズ、腰や肩の動き
見せたい雰囲気曲によってさまざま女性らしさ、しなやかさ、色っぽさ
練習の入口基礎のアイソレーションからヒールで安定して立つことから

ほかの種類との違いはジャズダンスの種類でくわしく紹介しています。ジャズダンス全体のことはジャズダンスとは?特徴・種類・始め方も読んでみてください。

最初の1足は、高さ・太さ・ストラップで選びましょう

『ヒールって、どれくらいの高さを買えばいいの?』と迷いますよね。ここでは、ヒールの高さ・太さ・ストラップの有無で段階を分けてみました。

数字の目安はあくまで一般的なもので、教室ごとに指定がある場合はそちらを優先してください。

ヒールの高さ・太さ・ストラップの有無で段階を分け、最初の1足から慣らす順番を示した図解
段階ヒールの高さヒールの太さストラップ向いている人
1段階目低め太い足首に留めるタイプヒールで踊るのが初めて
2段階目中くらい太め足首に留めるタイプウォークやポーズに慣れてきた
3段階目中くらいやや細めあり、またはなしターンもヒールでしたい
4段階目高め細め好みで選ぶ見せ方まで意識できる経験者

太さは高さより大事です

実は、初心者がまず気にしたいのは高さより太さなんです。ヒールが太いほど床に接する面が広く、立った時にぐらつきにくくなります。

ストラップがあると足が靴の中で動きにくい

足首にストラップがある靴は、踊っている時に靴が脱げにくく、かかとが浮きにくくなります。最初の1足は、ストラップ付きを選んでおくと安心です。

最初の1足のチェック
  • ヒールが低めで太い
  • 足首に留めるストラップがある
  • 底がすべりすぎず、引っかかりすぎない
  • つま先が窮屈すぎない
  • 教室で指定の色や形がないか確認した

サイズは「つま先」と「かかと」で確かめます

ダンス用のヒールは、普段の靴とサイズ感が違うことがあります。履いた時に、つま先が当たりすぎず、かかとが浮かないものを選んでみてください。

お店で試す時は、立つだけでなく、その場で数歩歩いたり、軽く体重を左右に移したりしてみましょう。「履けた」と「踊れる」は別なんです。

色は教室の指定を先に確認

発表会などでは、ベージュや黒など色の指定がある場合があります。普段のレッスン用なら、まずは合わせやすい色を1足持っておくと使い回しやすいです。

ヒールに慣らす順番

いきなりヒールで振り付けを踊ろうとすると、足元ばかり気になって楽しめません。少しずつ慣らしていく順番を知っておきましょう。

ヒールに慣らす4ステップ
  1. 家の中で、ヒールを履いて立つ・歩くことから始める
  2. 鏡の前で、まっすぐ立ったまま8カウント止まる
  3. ゆっくりのウォークとポーズを、8カウントずつ練習する
  4. 慣れてきたら、振り付けを少しずつヒールで踊る
ヒールに慣らす4つのステップを、シンプルな人型シルエットのイラストで示した図解

立つ時は「上に引き上げる」意識で

ヒールを履いたら、頭のてっぺんを上から引っ張られているような意識で立ってみてください。体重がかかとだけにかからず、足の裏全体で支えやすくなります。

床の種類にも気をつけましょう

家の床とスタジオの床では、すべり方が違います。家で練習する時は、すべりやすい場所を避けて、周りに物がない広さを確保しておきましょう。

家での練習の目安

練習やり方目安
立つヒールを履いて、鏡の前でまっすぐ立つ8カウントを4回
止まる片手を腰に当てたポーズで止まる8カウントを2回
歩く一本の線の上を歩くようにウォーク部屋の端から端を数往復
振りレッスンで習った最初の8カウントゆっくりのテンポで数回

最初は短い時間で十分です。疲れたと感じたら、そこで終わりにして大丈夫ですよ。

よくある失敗

ヒールに慣れないうちから、高くて細いヒールでターンやジャンプをしてしまうことです。まずは低く太いヒールで、立つ・歩く・止まるができるようになってから、動きを増やしてください。

ヒールジャズをかっこよく見せるコツ

ヒールを履いて立てるようになったら、次は見せ方です。ヒールジャズのかっこよさは、実は足元より上半身と目線で決まることが多いんです。

見せ方のチェック
  • ウォークで、かかとからではなくつま先側から床に置けている
  • 胸を少し引き上げて、背中が丸まっていない
  • ポーズの終わりで1カウント止まれている
  • 目線の先を決めて、顔の向きがぶれていない

歩き方だけで印象が変わります

ヒールジャズでは、ウォークだけの振りがよく出てきます。一本の線の上を歩くように足を運ぶと、腰が自然に動いてしなやかに見えます。

止めると色っぽく見えます

ポーズの終わりで、ぴたっと止める時間を作ってみてください。動き続けるより、止まる瞬間があるほうが、見ている人の目が集まります。

曲の雰囲気に合わせて表情を変える

ヒールで踊る曲は、大人っぽい曲もあれば、明るくかわいい曲もあります。同じウォークでも、曲によって表情を変えるだけで印象ががらっと変わります。

鏡の前で「強い顔」「笑顔」「すました顔」の3つを作って、ウォークしてみてください。どの顔がその曲に合うかが、自分で分かってきます。

表情や手先、目線の使い方は、かっこいいジャズダンスに見せるコツでくわしく紹介しています。

知恵袋でよくあるヒールの相談

ヒールで踊るジャズダンスについては、始める前の人からの相談がたくさん寄せられています。その中から、多くの人が見ているものを3つ選んで答えてみます。

相談1「発表会でヒールの靴を履くことになった。どんな靴を選べばいい?」

閲覧数がとても多い相談です。普段ヒールで踊らない人が、発表会のために急にヒールを用意することになると焦りますよね。

まずは先生に、色や形、高さの指定があるかを聞いてみてください。指定がなければ、この記事の段階表の1段階目や2段階目のような、太めでストラップ付きのダンス用ヒールを選ぶと踊りやすいです。

本番の前に、その靴で何度かレッスンをしておくのがおすすめです。新しい靴は、履き慣れるまで少し時間がかかります。

相談2「ヒールダンスって、ヒールを履かずに踊ってもジャズダンスなの?」

ヒールダンスとジャズダンスの関係が気になる、という相談です。答えは、教室によって考え方が違います。

ヒールで踊る踊りは、ジャズダンスの一つの種類として扱われることが多いです。ただ、ヒールを脱いで踊ると、同じ振り付けでも見え方がかなり変わります。ヒールを履くこと自体が、表現の一部なんです。

相談3「ヒールの靴はどこで買えばいい?」

初めてヒールで踊る人からの相談です。ダンス用の靴は、バレエ・ダンス用品の専門店で選べます。例えばチャコットのような、レオタードやタイツ、シューズを扱う専門のブランドもあります。

『ネットで買って、サイズが合わなかったらどうしよう』と不安なら、まずは店頭で履いてみるのが安心です。教室によっては、先生がおすすめの買い方を教えてくれることもあります。

相談4「ヒールの色は、ベージュ以外もある?」

ジャズダンスでよく履かれるベージュのハイヒールについて、色の選び方を気にする相談もよく見られます。

ベージュは脚になじんで長く見えやすいので、よく選ばれる色です。ほかの色を扱っているお店もありますが、発表会では衣装や全体のそろい方で色が決まることが多いので、まずは先生に確認してみてください。

ヒールジャズの始め方とクラスの選び方

ヒールで踊りたいと思ったら、まずは教室のクラス一覧で「ヒール」「ガールズジャズ」などの表記を探してみてください。初心者向けかどうかも、あわせて確認しておきましょう。

確かめること見ておきたい理由
初心者向けのクラスかヒールで立つ練習から教えてもらえるか
ヒールの貸し出しや指定があるか最初の1足を買う前に試せるか
ヒールなしで参加できる回があるか慣れるまで靴下などで振りを覚えられるか
月謝制かチケット制か続けやすい通い方を選べるか

体験の日は、動きやすい服、飲み物、タオル、髪をまとめるゴムを用意しておきましょう。ヒールを持っていない場合は、「靴は何を持っていけばいいですか」と申し込みの時に聞いておくと安心です。

基礎のクラスと組み合わせるのもおすすめです

『ヒールのクラスだけに通っても上手くなる?』と気になる方もいますよね。ヒールのクラスだけでも楽しめますが、基礎のジャズダンスのクラスと組み合わせる人も多いです。

基礎のクラスでアイソレーションや姿勢を覚えると、ヒールを履いた時の上半身の動きがきれいになります。例えば、週1回はヒール、ときどき基礎のクラス、という通い方なら無理なく両方を続けられます。

ヒールを履かない日の足元はジャズダンスは靴下?裸足?シューズと靴下の選び方、服装はジャズダンスのウェアも参考になります。

近くにヒールのクラスがある教室がない、人前でヒールで踊るのがまだ恥ずかしいなら、オンラインのマンツーマンで先生に見てもらう方法もあります。自宅で立ち方やウォークから教わり、慣れてから教室に通う順番でも大丈夫です。

スポともダンス(PR)

近くに教室がない・人目が気になるなら

スポともダンスは、先生とマンツーマンで習えるダンスレッスンです。アプリを使ったオンラインレッスンと出張レッスンがあり、ジャズを含む20以上のジャンルに対応。無料カウンセリングのあとに体験レッスンを受けられると案内しています。

無料スポともダンスの無料体験を見る

料金や体験の内容は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

ジャズダンスのヒールは、どれくらいの高さから始めればいいですか?

最初は低めで太いヒールから始めるのがおすすめです。立つ・歩く・止まるに慣れてから、少しずつ高さを上げていくと踊りやすくなります。教室の指定があればそちらに合わせてください。

普段のヒールの靴で練習してもいいですか?

練習の内容や靴によります。ダンス用の靴は、踊る動きに合わせて作られているものが多いです。先生に相談してから選ぶと安心です。

ジャズダンスの経験がなくてもヒールのクラスに入れますか?

初心者向けのクラスなら入れることが多いです。ただ、基礎があると動きを覚えやすいので、入門のジャズダンスのクラスと組み合わせる人もいます。

ヒールで踊るジャズダンスに合う服装は?

動きやすく、脚のラインが見えやすい服がおすすめです。教室によって雰囲気が違うので、体験の時に周りの服装を見てみると選びやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • ヒールで踊るジャズダンスは、女性らしさやしなやかさを見せる種類の一つ
  • 最初の1足は、低めで太いヒール、足首のストラップ付きが選びやすい
  • 立つ・止まる・ウォーク・振り付けの順に、少しずつヒールに慣らす
  • かっこよさは、上半身の引き上げと止め、目線で決まる
  • 近くにクラスがない時は、オンラインのマンツーマンで立ち方から教わる方法もある
ジャズダンスドットコム

ジャズダンスドットコム 編集部

ジャズダンスの特徴や種類、初心者・大人・子どもの始め方、基本の練習、服装や持ち物、教室やオンラインレッスンの選び方までを整理しているジャズダンスの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次