かっこいいジャズダンスに見せるコツ|表情・手先・目線

かっこいいジャズダンスに見せるコツを解説する記事のアイキャッチ。指先まで腕を伸ばしてポーズを決める後ろ姿

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振りは覚えたのに、鏡に映る自分を見て『なんだか、かっこよく見えない』と感じたことはありませんか。

結論から言うと、ジャズダンスがかっこいいかどうかは、「止める・伸ばす・見る」の3つでほとんど決まります。この記事では、3つそれぞれの練習方法と、鏡と動画で自分を確かめる採点表を紹介します。

目次

かっこいいジャズダンスは「止める・伸ばす・見る」で決まります

先に結論

難しい技を増やすより、動きの終わりで止める、指先まで伸ばす、目線の先を決める、の3つを意識したほうが、踊りは見違えます。どれも今日から練習できます。

『上手な人は、才能やセンスが違うんでしょ?』と思いますよね。でも実は、かっこよく見える人ほど、この3つを丁寧にやっているんです。

同じ振り付けを踊っても、止めがあいまいだと流れて見え、指先がゆるむと形がぼやけ、目線が泳ぐと自信がなさそうに見えてしまいます。逆に言えば、ここを直すだけで印象ががらっと変わります。

かっこいいジャズダンスに見せる「止める・伸ばす・見る」の3つのポイントを示した図解
ポイント見ている人に伝わることよくある崩れ方
止めるキレ、音との一体感動きの終わりが次の振りに流れる
伸ばす体の大きさ、形のきれいさひじや指先が曲がったまま
見る自信、表現の強さ床や鏡ばかり見て目線が下がる

3つは、この順番で身につけるのがおすすめ

『3つ全部、一度にやるのは無理そう』と感じた方もいますよね。最初は止め、次に伸ばし、最後に目線という順番で取り組むと、ひとつずつ形になっていきます。

止めができると形を見せる時間が生まれ、その時間で指先まで伸ばせるようになります。形が決まると、目線や表情に気を回す余裕も出てくるんです。

止める:動きの終わりをはっきりさせましょう

ジャズダンスのかっこよさの土台は「止め」です。音に合わせてぴたっと止まると、それだけでキレがあるように見えます。

例えば、腕を横に出す振りなら、出した瞬間に1カウントだけ形をキープしてみてください。止まる時間があるから、次の動きとの差が生まれるんです。

止めの練習
  1. 好きな曲をかけ、8カウントの「8」でポーズを決めて止まる
  2. 止まった形のまま、1カウント数えてから次に動く
  3. 腕だけ、首だけなど、一部分だけ止める練習をする
  4. 慣れたら、速い動きと止めを交互に入れてみる

止めがあいまいになる原因

止めが流れてしまう原因は、次の振りを思い出すのに気を取られていることがほとんどです。振りが体に入っていないうちは、どうしても先へ先へと急いでしまうんですよね。

まずは振りを完全に覚えてから、止めを意識する順番にしてみてください。カウントを声に出して「1、2、3、止め」と言いながら踊ると、止める場所が体に入りやすくなります。

緩急をつけると、もっとかっこよく見えます

ずっと同じ速さで動くと、踊りが平らに見えてしまいます。ゆっくり動く所と、速く動いて止める所を混ぜると、メリハリが出ます。

動きの種類やり方の例
ゆっくり腕を4カウントかけて上に伸ばす
速く止める1カウントで腕を下ろして、ぴたっと止める
組み合わせゆっくり伸ばして、最後だけ速く止める

首や胸を別々に動かすアイソレーションが上手くなると、一部分だけ止める表現もしやすくなります。練習方法はジャズダンスの基本ステップで紹介しています。

伸ばす:手先・つま先まで線を通しましょう

2つ目は「伸ばす」です。腕を伸ばしたつもりでも、鏡で見るとひじや指先が少し曲がっていることはよくあります。

ジャズダンスでは、肩から指先まで一本の線が通っているように見えると、体が大きく、きれいに見えるんです。

伸ばせているかのチェック
  • 腕を横に出した時、ひじが下がっていない
  • 指先が、そろって同じ方向を向いている
  • キックやポーズで、つま先まで伸びている
  • 首が縮こまらず、頭が上に引き上がっている

「遠くに届かせる」イメージで伸ばす

伸ばす時は、力を入れるより「遠くの壁に指先を届かせる」イメージを持ってみてください。腕がぐっと長く見えるようになります。

先生によっては「指先から光が出ているように」と言うこともあります。言い方は違っても、指先の先まで意識を届かせる、という意味は同じです。

手首の使い方で雰囲気が変わる

手首をまっすぐに保つと強く、やわらかく折ると優しく見えます。曲がかっこいい雰囲気なら、手首はまっすぐ、指先までピンと張ってみましょう。

脚とつま先も忘れずに

腕に気を取られていると、足元がおろそかになりがちです。キックやポーズで足を出す時は、ひざを伸ばし、つま先で床を遠くへ押すイメージで伸ばしてみてください。

立っている時の軸足も大事です。軸足のひざがゆるむと、上半身まで小さく見えてしまいます。

補足

伸ばす時に、反動をつけて勢いで伸ばそうとしなくて大丈夫です。止めた形のまま、ゆっくり遠くへ伸ばす意識のほうが、きれいな線になります。

見る:目線と表情で見せましょう

3つ目は「見る」です。どこを見ているかは、思っている以上に見ている人に伝わります。

『振りを間違えないように、つい鏡や床を見てしまう』という方も多いですよね。目線が下がると、どんなに動きがきれいでも自信がなさそうに見えてしまうんです。

目線の練習
  1. 腕を伸ばした時は、伸ばした指先の延長を見る
  2. 正面を向く振りでは、鏡より少し上の一点を見る
  3. 顔の向きを変える時は、目線を先に動かしてから顔を向ける
  4. ポーズで止まる時は、目線も一緒に止める

表情は曲に合わせて決める

ジャズダンスでは、表情も振付の一部です。かっこいい曲なら、口角を上げすぎず、まっすぐ前を見るクールな顔が合います。

練習の時に、先生から「ここは強い顔で」と言われたら、目にぐっと力を入れて、あごを少し引いてみてください。それだけで見え方が変わります。

首と目線の向きをそろえる

顔は横を向いているのに、目線だけが鏡を見ている。これは、とてもよくある崩れ方です。

「顔が向いた方向の、少し遠くを見る」と決めておくと、首と目線がそろって、迷いのない踊りに見えます。

表情づくりの練習

鏡の前で「クールな顔」「笑顔」「切ない顔」の3つを作り、それぞれで同じ8カウントを踊ってみましょう。同じ振りなのに、別の踊りに見えるはずです。

ヒールで踊るジャズダンスでは、目線と表情の使い方がさらに大事になります。気になる方はヒールジャズの始め方も読んでみてください。

鏡と動画で、自分の踊りを採点してみましょう

3つのポイントが分かったら、自分の踊りを確かめてみましょう。鏡だけでなく、スマホで動画を撮って見返すと、踊っている最中には気づけないことが見えてきます。

鏡と動画で「止める・伸ばす・見る」を採点するチェック表の図解
見るところ0点1点2点
止め動きの終わりが流れている半分くらい止まれている振りの終わりで毎回止まれている
腕の伸びひじが曲がっている腕は伸びているが指先がゆるい指先まで一本の線になっている
つま先伸びていない時々伸びているポーズで毎回伸びている
目線床や鏡ばかり見ている正面は見られている動きに合わせて目線を先に動かせる
表情真顔のまま曲の一部で表情を作れる曲の雰囲気に合った表情で通せる

合計10点のうち、まずは6点を目安にしてみてください。点が低かった項目を1つだけ選び、次の練習で集中して直すと、変化が分かりやすいです。

週集中する項目練習の例
1週目止め8カウントの「8」で毎回止まる
2週目伸ばし腕を横に出して、指先まで4カウントキープ
3週目目線目線を先に動かしてから顔を向ける
4週目表情3つの表情で同じ振りを踊り比べる

1か月たったら、もう一度同じ振りを撮って、最初の動画と見比べてみてください。点数の変化が、続ける励みになりますよ。

よくある失敗

全部を一度に直そうとすると、どれも中途半端になりがちです。今週は止め、来週は目線、というように1つずつ取り組んでみてください。

動画の撮り方のコツ

スマホは、全身が入る位置に置いて、正面から撮りましょう。同じ振りを横からも撮ると、つま先や背中の伸びが分かりやすくなります。

撮った動画は、1回目は普通の速さ、2回目はゆっくり再生で見るのがおすすめです。

見返す時は、採点表の項目を1つだけ決めてから見てください。「今回は目線だけ見る」と決めると、気づくことがぐっと増えます。家でできる練習メニューはジャズダンスの家での練習方法でもまとめています。

自分の癖が分からない時は

採点してみても、どこを直せばいいか分からないこともありますよね。自分の癖は、人に見てもらわないと気づきにくいものなんです。

近くに通える教室がない、人前で踊るのがまだ恥ずかしいなら、オンラインのマンツーマンで先生に見てもらう方法もあります。自分の動画を見てもらいながら、止め・伸ばし・目線の癖を直していくこともできます。

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知恵袋でよくある「かっこよさ」の相談

ジャズダンスのかっこよさについては、習っている人からも、これから始める人からも相談が寄せられています。その中から、多くの人が見ているものを3つ選んで答えてみます。

相談1「ジャズダンスは、かっこつけてはいけないの?」

『ジャズダンスはかっこよくてなんぼだと思う』という気持ちから出た相談です。答えは、曲と振りに合っていれば、かっこつけていいんです。

ただ、気持ちだけが先に出て、止めや伸ばしがあいまいなままだと、見ている人には伝わりにくくなります。形がきちんとできているからこそ、かっこつけた表情が生きてきます。

相談2「鏡がないと不安で踊れなくなります」

鏡に頼ってしまう、という相談もよく見られます。レッスンでは鏡を見ながら踊ることが多いので、そう感じるのは自然ですよね。

鏡がない向きでも踊れるようにするには、練習の最後に一度だけ鏡に背を向けて踊ってみるのがおすすめです。振りが体に入っているか確かめられますし、目線を鏡以外に置く練習にもなります。

相談3「ジャズダンスとヒップホップ、どっちがかっこいい?」

閲覧数がとても多い相談です。結論から言うと、どちらにも違うかっこよさがあります。

ジャズダンスは、体を上に引き上げ、指先や表情まで使って見せるかっこよさです。ヒップホップは、ひざでリズムを取り、重心を落としたノリで見せるかっこよさです。自分が憧れる踊りの雰囲気で選ぶのがいちばんです。

相談4「ジャズダンスがかっこいいと思った。本格的にやりたいけど、何から?」

憧れから本格的に始めたい、という前向きな相談です。こういう気持ちがあると、上達も早いんです!

まずは基礎のクラスに通い、アイソレーションやターンの土台を作るのがおすすめです。かっこよさは土台の上に乗るものなので、基礎をしっかりやった人ほど、あとで表現の幅が広がります。

将来、人前で踊る仕事にも興味がある方は、ジャズダンサーになるにはも読んでみてください。

よくある質問

ジャズダンスがかっこよく見えないのはなぜですか?

多くの場合、動きの終わりの止め、指先までの伸び、目線のどれかがあいまいになっています。鏡や動画で確かめて、1つずつ直してみてください。

かっこいい表情はどうやって練習すればいいですか?

鏡の前で、クールな顔、笑顔、切ない顔などを作り、同じ振りを踊ってみるのがおすすめです。曲に合う表情が分かってきます。

初心者でもかっこいいジャズダンスは踊れますか?

踊れます。難しい技がなくても、止める・伸ばす・見るを意識するだけで、印象は大きく変わります。まずは8カウントの短い振りから試してみてください。

動画で自分の踊りを見るのが恥ずかしいです。

最初はそう感じる人が多いです。顔ではなく、腕や足の形だけを見るところから始めると、少しずつ慣れていきます。

まとめ

この記事の要点
  • かっこいいジャズダンスは「止める・伸ばす・見る」の3つで決まる
  • 止めは動きの終わりで1カウント、緩急をつけるとさらにキレが出る
  • 伸ばしは肩から指先まで一本の線、つま先まで意識する
  • 目線は先に動かしてから顔を向け、表情は曲に合わせて決める
  • 鏡と動画の採点表で、点の低い項目を1つずつ直す
ジャズダンスドットコム

ジャズダンスドットコム 編集部

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